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2016.05.02

皐月の前菜です

伊勢物語の「東下り・三河」にちなみ、八つ橋と燕子花を使っております。 
(正確に言うと菖蒲ですが)
1前菜

白い器・・・うすい豆翡翠煮
ガラスの器・・・根三つ葉・車海老磯辺和え

車海老の下ごしらえ

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葉の器・・・本鱒黄味ネーズ焼き・アスパラ辛子漬け・からすみ
     稚鮎甘露煮・小芋雲丹焼き

「昔、男ありけり・・・」昔、ある男がいて、
自分は世の中には無用の人間であると思い込み
「東国の方に住める国を探しにいく。」と
友人と連れ立って京を旅立った

愛知県の三河の八橋に着き
かきつばたがとてもきれいに咲いていたので

「かきつばたという五文字を各句の頭に置いて、旅の心情を詠みなさい」
と言われて、男は詠んだ。

 らころも(唐衣)
 つゝ馴にし
 ま(妻)しあれば
 るばる来ぬる
 び(旅)をしぞ思ふ

   着て馴れ親しんだような(唐衣のような)
   妻は都に居るものだから
   はるばるとこんなに遠くまで来てしまった旅を悲しく思うのです。
と淋しくなった心情を歌ったのでした。

すると、皆ぽろぽろと泣いてしまった、というお話です

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