尼鯛を見ると
エラブタの後ろから尾ビレにかけて一本線が通っています。
側線です。
側線のあるウロコには小さな穴があいているのです。
穴の中は1本の管になっており、
この管の壁には毛の生えた部分が並んでいます。
周囲の水
が動くと、この毛を通して動きを感じます。
側線の働きによって、魚は水流の変化を感じたり、
障害物を避けることが出来るので
群れで泳いでも隣の魚

とぶつからないのです。
通常、うろこはうろこ取りですぐに取れるのですが
尼鯛の側線のうろこだけは取れません。

だからピンセットで一つづつ引き抜きます。
青木板長の扱う沢山の魚の中で
こうするのは尼鯛だけです。
不思議ですね。

