あれはちょうど去年の今頃でございました。
帳場の横の倉庫に紙袋が。
翌日もそのまま
次の日も・・・
中を見ると
小袋に分かれたお菓子が沢山
手作りっぽくて
「このままだと腐っちゃうね」
旅館の誰に聞いても知らないと言われ
一つつまみ食い
チョコクッキーでした
あら、けっこう美味しい
「そう言えばこの間、芸者さんが挨拶に来てたから
その時にくれたのかも」
ふーん
マメなんだなあーと感心しつつ
2月13日だったので
「バレンタイン
だよ~」と言って
調理部やフロント、番頭さんに配って歩きました。
20個くらいあったでしょうか
その日の夜10時
部活から帰り夕食をすませた中2の娘が
ゴソゴソしているので
「どうしたの?」
「土曜日にお友達の家に泊まりに行って
一緒に作ったバレンタインのチョコクッキーがないの」
サッー
(私の血の気が引く音)
も、もしや・・・
私「フロントにあった紙袋がそう?」
娘「あー
そうだっ
あの日は荷物が多くて置いてきちゃったんだわ
」
私「ごめん・・・全部食べちゃった」
えええええええええええっっーーーーーーーーーー
娘は大泣き・゚・(ノД`;)・゚・
困った私は
「これから作ろうよ。ね。
泣いてる暇ないから。」
と、材料を探し求め、車
でコンビニをまわりました。
ベーキングパウダーはどこにも売ってなくて
真っ暗になった調理部に侵入
探してもわからず
結局
ホットケーキミックスと
チョコチップを混ぜて
クッキーみたいに焼きました。
まずまずの出来上がりで
真夜中3時にようやく終了
今年になれば
娘とも笑い話になり
「去年は大変だったねえ」
「本当だよ
しかもふきやの売店の包装紙で笑われたし」
そう
可愛い包装紙など無くて
ふきやのだったのです
しぶーいっ

