「あらいや」という職人さん
がいます。
木やサッシ、ガラス等を綺麗
にする「美装屋」さんと違い
お茶室や数寄屋造り
日本家屋の「木」を専門に扱うのが「あらいや」さんで
今は滅多にいないそうです。
ふきやでは京都の野口さんにずっとお願いしています。
今回は部屋の柱や襖の桟(さん)
それから玄関の木製自動ドアです。
これは307号室
まずは木にたっぷりの水を吸わせてから
状態に合わせて汚れを取ります。
昔は「灰汁(あく)あらい」と言って
米俵を燃やした灰をしぼったものを使っていたそうです。
(今は何を使っているかはヒ・ミ・ツ
)
これは稲穂の中心だけを集めて
作った道具。常に先を切り整えるそうで
道具を大切にしているのがよくわかります。
宝物
はこの道具。
特別な鍛冶職人の作ったこの刃で
木を薄ーく削ることでつやが出ます。
(大工さんがカンナで仕上げるのと同じ。)
桟の中等、狭い場所には細いのを使います。
ほこりやへこみにより
すぐに刃がダメになるので
刃を研ぎながらの仕事です。
この刃物は注文しても1年位待たされる事があり
(お寺関係の彫刻刀の先を作っている鍛冶職人さんで
順番待ちになる為)
一度の仕事で数cm減るので
道具に聞きながら仕事を受けるそうです。


