今日は木曽の荻村漆工さんが
座卓の修理に来てくれました。
荻村さんには、お盆や小物、座卓など
40年もお世話になっています。
梨地とは、キラキラ
の金粉を散らした手法で
お道具によく使われます。
このテーブルが出来上がるまでの話を伺いました。
まず、木曽の檜(ひのき)でテーブルを作ります。
寒冷紗(かんれいしゃ)という、
織りの粗い薄地綿布(服などの芯地)を
漆で貼り付けます。
山の上の泥水の上澄みを乾燥させた粉(地の粉)を
漆で練ったものをその上に塗ります。
そして金粉
をまき、更に漆で仕上げます。
傷がついたら
そこに細い筆で漆を塗り、
布をまいたグラインダーでつるつるに仕上げます。
このように木曽や輪島では
下地に泥水の上澄みを乾燥させた粉を使います。
京都では、瓦を細かく砕いたもの。
南方(台湾等)では豚の血を乾燥させた粉です。
昔の人の知恵は凄~い

