2017.01.24
平成二十九年 睦月の御献立 お料理を更新しました。
献立の一例
平成二十九年 睦月の御献立
献立の一例です。
前菜 | なまこみぞれ和え、黒豆、千代呂木、田作り、数の子、網傘柚子、千社唐、車海老唐揚げ、天豆、さつま芋松風、梅貝、結びのし梅 |
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椀物 | 蟹真蒸、人参、松葉柚子、舞茸、湯葉、うぐいす菜 |
造り | 河豚薄造り、添え物、ポン酢 |
蓋物 | 扇面蒸、足柄牛やわらか煮、新筍、海老芋、法蓮草、木の芽、梅人参 |
焼物 | 油ぼうず味噌漬け、地蛤雲丹焼、柿なます、はじかみ |
焜炉 | 河豚鍋、水菜、葱、しめじ |
酢の物 | 白魚、赤貝、菜の花、若芽、三杯酢 |
食事 | 雑炊又は白米とちりめん山葵 |
止め椀 | 赤出し仕立て |
香の物 | 盛り合わせ |
水菓子 | ラ・フランスパイ、メロン、オレンジ、あまおう |
- 前菜
- 新しい年を迎え、年末からの寒さも一段と増して、寒い日が続きますが、気持ちの方は初春の香りがちらほらとして、なにやらほっこりします。一月の前菜は、羽子板の器に冬の味覚や、おめでたい物など少しずつ盛り込んでみました。
- 椀物
- 冬の味覚の蟹を使った真蒸です。如でた蟹の身をほぐし、魚のすり身と混ぜ合せ、蒸して真蒸としました。添え物に人参、舞茸、湯葉、うぐいす菜を合せて香りと彩りのよい柚子をのせて新春の椀物にしてみました。
- 造り
- 冬の魚の代表格といえばふぐです。下関の方では「ふぐ」とは言わず、「ふく」といい、福を招いてくれるおめでたい魚でもあります。そのふぐを薄造りにしました。添えた葱を巻いてお召し上りください。
- 蓋物
- 寒くなるほど甘みが出ておいしくなる大きな聖護院かぶらを扇の形にむき、扇面かぶらとしました。足柄牛はコトコトと何時間もかけてやわらかく煮ました。新物の筍は九州のものでアクも少なくやわらかいのが特徴です。海老芋に法蓮草、春の香りの木の芽を添えてみました。
- 焼物
- 相模湾や駿河湾で冬の限られた時期にしか獲れない油ぼうずを西京味噌に一週間ほど漬けた、味噌漬けです。蛤は千葉でとれる天然の蛤で、初冬から春先にかけて美味しい貝です。
- 焜炉
- 今月の焜炉はふぐ鍋です。鍋が沸いてから、先にふぐの身を入れていただき、出汁が出たところに野菜を入れると美味しく召し上がっていただけます。鍋が沸く前にふぐの身を入れてしまうと出汁が濁って生臭くなりますので、お気をつけください。
- 酢の物
- 春の足音が聞こえるかの様に、白魚と赤貝を酢の物にしてみました。菜の花を添えてより一層春の香りがする酢の物です。
仕入れの都合により一部内容を変更させていただく場合がございます。ご容赦くださいませ。
※途中で御飯をお出してできます。お申し付けください。
ふきや旅館
Profileプロフィール
有限会社 ふきや旅館
〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上398
TEL:0465-62-1000(代)
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