ぬるめの湯へ
体温に近い38℃前後の湯へ。身体に負担をかけすぎず、力が静かにほどけていく感覚を楽しみます。
湯上がりの風、夏障子、足水浴。
湯河原の山あいで、昔ながらの涼を探して過ごす夏。
山あいの風に、涼を聞く。
夏の旅館というと、少し暑い印象を持たれる方もいるかもしれません。けれど、ふきやの夏には、足元から涼む足水浴、光をやわらげる夏障子、湯上がりに抜ける山あいの風があります。湯河原の夏を遠ざけるのではなく、宿の中でゆっくり受け止める。そんな過ごし方をご提案します。
風を通し、光をやわらげ、湯をぬるめる。ふきやの夏は、昔からある日本の過ごし方を、今の旅の時間に重ねます。
ルーフトップテラスでは、夏の期間、足湯に代わり足水浴をお楽しみいただけます。湯河原の山あいを眺めながら、足元から涼むひととき。温泉旅館で過ごす夏に、少し意外で心地よい涼しさを添えます。
最上部の貸切湯には、ふたつの湯船があります。夏はそのうちの一つを、体温に近い38℃前後の不感温浴に寄せて設えます。ぬるめの湯にゆっくり身を預け、露天に抜ける風まで心地よく感じるための夏の湯浴みです。
夏障子は、涼をつくるための昔ながらのしつらいです。外の光を受け止め、部屋の中へやわらかく通す。見た目の季節感だけではなく、客室で過ごす時間そのものを夏の姿に変えてくれます。
夕食には、旬の素材を吟味した月替わりの日本料理を。相模湾の海の幸、季節の食材、器に映る涼感。食事の時間にも、ふきやらしい夏の趣を感じていただけます。

体温に近い38℃前後のぬるめの湯に、ゆっくり身を預ける。身体に負担をかけすぎず、湯上がりの風まで心地よく感じられる、夏のための湯浴みです。
最上部の貸切湯にあるふたつの湯船を活かし、夏の時期だけ一方を体温に近いぬるめの湯として設えます。身体に負担をかけすぎない湯に身を預けることで、呼吸が深まり、副交感神経が優位に働きやすい穏やかな状態へ。湯上がりには露天に抜ける風を感じながら、爽やかな余白まで含めて夏の時間を整えます。



体温に近い38℃前後の湯へ。身体に負担をかけすぎず、力が静かにほどけていく感覚を楽しみます。
湯上がりは外の空気にふれる時間。山あいの風が、夏の熱をやわらかく逃がしてくれます。
すぐに動かず、外の空気で休む。風まで含めて、夏の温泉時間です。
体調や持病により適した入浴方法は異なります。無理な長湯や急な温度差を避け、ご自身の体調に合わせてお楽しみください。
打ち水、風通し、夏障子、ぬるめの湯。昔の人は、暑さを無理に消すのではなく、暮らしの中で受け止めながら涼をつくってきました。ふきやの夏は、その知恵を旅館の滞在に置き換えます。不感温浴に近いぬるめの湯、足水浴、湯上がりの風を重ねることで、派手な夏ではなく、身体がゆっくり戻っていく夏をつくります。
夏障子越しの光、湯上がりの風、庭の緑。その流れの先で、耳に届く小さな涼です。
箱根寄木細工の短冊と、砂張の澄んだ音色を組み合わせた御殿風鈴。風が通るたびに短冊が静かに揺れ、湯上がりの身体に、耳から涼を運びます。
派手な夏の飾りではなく、風の気配を小さく知らせるしつらいとして。夏障子や庭の緑とともに、ふきやの夏を静かに整えます。
まずは客室でひと息。夏障子越しの光を感じながら、旅の速度をゆるめます。
ルーフトップテラスで、足元から涼む時間。景色を眺めながら身体を整えます。
体温に近いぬるめの湯に身を預け、湯上がりは露天の風へ。身体が穏やかにゆるむ感覚を楽しみます。
旬の素材、器の涼感、月替わりの日本料理。食事の中にも夏を感じます。
一日の熱がほどける頃、貸切露天へ。湯上がりの風までが夏の温泉時間です。
朝の湯浴みには、42℃前後の少し熱めの湯を。短く浸かることで、眠っていた身体がゆっくり目覚め、一日のリズムが整っていきます。
朝食のあと、少し早めに湯河原の散策へ。緑の気配を感じながら、旅の余韻をゆっくり持ち帰ります。