伊勢物語の「東下り・三河」にちなみ、八つ橋と燕子花を使っております。
(正確に言うと菖蒲ですが)

白い器・・・うすい豆翡翠煮
ガラスの器・・・根三つ葉・車海老磯辺和え
車海老の下ごしらえ
葉の器・・・本鱒黄味ネーズ焼き・アスパラ辛子漬け・からすみ
稚鮎甘露煮・小芋雲丹焼き
「昔、男ありけり・・・」昔、ある男がいて、
自分は世の中には無用の人間であると思い込み
「東国の方に住める国を探しにいく。」と
友人と連れ立って京を旅立った
愛知県の三河の八橋に着き
かきつばたがとてもきれい
に咲いていたので
「かきつばたという五文字を各句の頭に置いて、旅の心情を詠みなさい」
と言われて、男は詠んだ。
からころも(唐衣)
きつゝ馴にし
つま(妻)しあれば
はるばる来ぬる
たび(旅)をしぞ思ふ
着て馴れ親しんだような(唐衣のような)
妻は都に居るものだから
はるばるとこんなに遠くまで来てしまった旅を悲しく思うのです。
と淋しくなった心情を歌ったのでした。
すると、皆ぽろぽろと泣いてしまった、というお話です![]()


