2021.11.01
令和三年 霜月の御献立 お料理を更新しました。
献立の一例
令和三年 霜月の御献立
二十四候では霜降(そうこう)
七十二候では「時雨時施す(しぐれときどきほどこす)
さっと降って晴れる、小気味よい通り雨が降る頃です。
十一月は秋も深まり、木の葉も色づいてきて季節の移ろいを感じる月です。食材も秋が旬のものから、寒くなるにつれ美味しくなるものに移ります。今月のお料理は名残り、旬のもの、走りの食材を用いて季節の移ろいを感じていただける品々をご用意いたしました。
先付 | 蟹、揚げ麩、長芋、しめじ、黄身酢、土佐酢、紫菊、スナップエンドウ、絞り生姜 |
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八寸 | 鯖寿司、カマス雲丹焼き、厚焼玉子、鮟肝寄せ、柿なます、人参・大根・胡瓜、胡麻クリーム、 水泉寺海苔、酢蓮根黒胡麻和え、助子寄せ、さつま芋チップ |
煮物椀 | 鯛かぶら、金時人参(もみじ)、連軸、黄柚子 |
造り | 鰤、中トロ、平目、妻一式 |
煮物 | 海老芋、煮穴子、金時人参、法連草、蓮根 |
小鍋仕立て | 鱈、白子、春菊、焼葱、茶エノキ、焼豆腐、もみじ麩 |
焼物 (塩釜盛り) |
鰆柚庵焼き、車海老、銀杏 |
強肴 | ローストビーフ、ビーツ、南瓜、大黒しめじ、クレソン、バルサミコソーズ |
食事 | むかご御飯、山芋とろろ |
留め椀 | 赤出汁仕立て |
香の物 | 盛り合わせ |
デザート | 洋梨、柿、りんご、さつま芋、ヨーグルト掛け、セルフィーユ |
- 八寸
- 秋らしく柿の器や葉皿を使い、旬の食材を五味五法、調和のとれた味付けの料理の数々です。
- 煮物椀
- この時期の鯛は紅葉鯛と呼ばれ、非常に脂がのって美味です。シンプルに味を感じていただきたく酒蒸しにしております。相性の良いかぶらと合わせた煮物椀です。
- 小鍋仕立て
- 鱈は今の時期からお腹にたっぷりの白子を持ちはじめます。その濃厚な味の白子を使ったお鍋です。走りの食材です。
- 焼物
- 鰆は柚庵焼きにしております。ほんのりと柚子の香りが楽しめます。サワラは魚偏に春と書きますが、実は十月から十一月にかけてが一年で一番脂がのる季節です。
- 御飯
- むかごは山の芋のツルに出来る珠芽のことです。一緒にお出ししているとろろをかけてもおいしく召し上がっていただけます。一つの植物の地下部分の山の芋と地上の部分のむかごを一緒に食していただく事になります。滋養のある食材の代表格の山の芋よりも実は高い栄養価をもっています。
仕入れの都合により一部内容を変更させていただく場合がございます。ご容赦くださいませ。
※途中で御飯をお出してできます。お申し付けください。
ふきや旅館
Profileプロフィール
有限会社 ふきや旅館
〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上398
TEL:0465-62-1000(代)
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