2022.02.22
令和四年 如月の御献立 お料理を更新しました。
献立の一例
令和四年 如月の御献立
暦の立春とはいえ、太陽暦の現代ではまだ寒い日が続きます。しかし梅は花をほころばせ、春の訪れを感じる月であります。
七十二候では「土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)」早春の暖かな雨が降り注ぎ、大地が潤い目覚める頃。
八寸 | 春菊 芹 椎茸白和え、鮑、車海老、鰯 、白魚、河豚煮こごり、うずらつくね、菜の花カラスミまぶし、蕗の薹田楽、細蕗梅煮、大豆煮、ケシの実 |
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煮物椀 | 蛤真薯、新若芽、紅白短冊、木の芽 |
御 造 り |
伝助穴子焼霜、鮪、寒鮃、妻一式 |
焚き合せ | 鰊、大根、人参、牛蒡、絹さや |
蒸 し 物 | 蓮蒸し、甘鯛、百合根、蓮根チップ、銀餡、山葵 |
小鍋仕立て | 鮟鱇鍋、九条葱、しめじ、焼豆腐、紅心大根、梅麩 |
焼物 | 鰆柚庵焼、黒毛和牛、竹の子たたき木の芽、たらの芽胡麻和え、スダチ |
酢の物 | 平貝、赤貝、独活、ウルイ、防風、土佐酢、しぼり生姜 |
御 食 事 | 蕗御飯、蟹 |
留め椀 | 赤出汁 |
香の物 | 盛り合わせ |
デザート | イチゴババロア、白玉ぜんざい |
- 八寸
- 節分の行事にゆかりある器や食材を使った季節感溢れる料理です。春の訪れの味の数々です。
- 煮物椀
- 今が旬の蛤を白身魚のすり身と合わせてふっくらと蒸し上げたお椀です。この時期ならではの新若布と一緒にお召し上がりください。
- 御造り 伝助穴子
- 名前の由来は「大きくて役に立たない」人物から来ていると言われています。
大きい穴子は骨が太く昔は捨てられていた様ですが、脂が乗って美味しいお魚です。 - 焚き合せ
- 冬に美味しい根菜類と「春を告げる魚」の異名を持つ鰊の盛り合わせです。器の中で季節を感じる一品です。
- 小鍋仕立て
- 小田原に水揚げされる「あんこう」は知る人ぞ知る地物食材名産品です。
裏漉しした肝を鍋出汁に入れて頂ければよりコクのある味になります。
又はポン酢でもあっさりと身の味を楽しんでいただけます。 - 御飯
- ふきやの蕗御飯です。
冬の食材の代表格の蟹と春の香りのする蕗を合わせた炊き込み御飯です。
仕入れの都合により一部内容を変更させていただく場合がございます。ご容赦下さいませ。
※途中で御飯をお出しできます。お申し付け下さい。
ふきや旅館
調理長 都 伸廣
Profileプロフィール
有限会社 ふきや旅館
〒259-0314
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上398
TEL:0465-62-1000(代)
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